ホテル業界における予約のあれこれ

宿泊施設の運営において、web予約の有無はとても重要です。

海外のホテルでさえ数クリックで予約できるこの時代、手軽に予約~支払いまでできる完成度の高い予約フォームは必須のシステムと言えるでしょう。

もちろんフォームの用意だけでなく、そこに至るまでの動線も重要です。

たとえば楽天トラベルやじゃらんなど、大手ポータルサイトへ登録するのは有効な手段です。
圧倒的なPV数、使いやすいUI、口コミの信頼性など、自社サイトでは実現することが難しい要素がたくさんあります。

ただ一方で、成約手数料を支払う必要があったり、予約時の条件をカスタマイズできなかったりとデメリットもあります。
また登録した時点で多数の競合との激しい競争にさらされることになり、サービス合戦、価格競争に巻き込まれて疲れてしまうパターンも。

そこで今おすすめするのが、自社サイトによる予約です。

一昔前では、集客は大手ポータルにはかなわないというのが常識でした。

ところがSNSが発達した現在、隠れ家的なショップや飲食店がSNSのみで大きな成果を上げています。

また自社サイトに商用の予約システムを導入すれば、会員制やポイント発行、高いデザイン性、リピーター向けのサービスなど、大手以上に魅力的な予約フォームを設置することが可能です。
もちろん成約手数料だっていりませんから、その分を顧客に還元することができます。

【比較図】

大手ポータル 自社サイト
集客方法 知名度、メディア広告など SNSの活用、SEO、リスティング広告など
カスタム性、デザイン性

コスト 成約手数料が必要 初期開発費が必要

スマートフォンの普及、インバウンド需要、SNSといった世相を反映し、ホテル業界の予約事情もまた移り変わっていきます。

時代に取り残されることなく、自社の業態にあったサービスをうまく使いこなしていきましょう。