ビルマネジメントとは、オフィスビルや商業施設などの建築物の所有者(ビルオーナー)に代わって、建築物の管理に関する総合的なマネジメント、運営管理をおこなう業務です。
設備、清掃、警備、駐車場といったビル管理業務だけでなく、レセプション(受付)の代行、貸し会議室やワーキングスペースの運営といった総合的な施設運営サービスを提供する事業者も多くあり、それに関わるITソリューションを提供することで他社との差別化を図るケースも増えています。
今回はビルマネジメント事業者様が施設運営サービスの提供に予約システムを活用している事例をご紹介いたします。
目次
三井不動産様の自社管理ビルにおける貸し会議室や設備の予約管理
三井不動産様では、自社で管理するビルの貸し会議室やホールなどの設備を貸し出しており、その管理に予約システムを活用しています。
出典:https://www.nihonbashi-lifescience.jp/
複数のビルを一つのシステムで管理できるようになっており、ビル毎の権限(アカウント)で、それぞれの会議室や設備に合わせた予約枠の設定や受付管理、利用者の管理ができるようになっているのが特徴です。
堂島アバンザ管理様のテナント入居者向け貸し会議室の予約管理
堂島アバンザのビル運営管理をおこなう堂島アバンザ管理様では、テナント入居者向けに会議室を貸し出しており、システムで予約受付、予約管理をおこなっています。
出典:http://www.avanza.co.jp/index.html
NREG東芝不動産ファシリティーズ様の『コンファレンスプラザ大阪御堂筋』会議室予約
NREG東芝不動産ファシリティーズ様では、コンファレンスプラザ大阪御堂筋のオンライン会議室予約にシステムを活用しています。
従来は電話予約のみで受付をおこなっていたものが、システムを導入することでWebサイトからも予約できるようになりました。
出典:http://www.officenomura.jp/midousuji/osaka_kaigi/
備品の申し込みやレイアウトの要望なども予約時に登録できるため、予約した人との確認作業も効率化されています。
また、リピーターの方の利便性を上げるために会員登録ができるようになっており、2回目以降の予約がスムーズにおこなえるようになっています。
まとめ
予約システムは、運営者の業務効率向上による収益化を実現できるため、ビルマネジメント事業者様の施設運営業務に大きく貢献することができます。
また、利用者の利便性向上により、同業他社の提供するサービスとの差別化にもつながります。
「貸し会議室の予約システムをもっと便利に使うには?」を参考に、今以上に魅力ある施設運営サービスを検討されてはいかがでしょうか?