ゲームセンターからドローンまで – 予約システムで提供される新たなユーザー体験

宿泊、レンタカー、貸し会議室、料理教室…などさまざまな業種、業態でインターネット予約が提供され、利用者の予約に対する意識も変わりつつあります。

「自分の好きな時に利用できるインターネット予約サービスの有無」

「インターネット予約で提供されるシステムの操作性や検索性」

といった点も利用するサービスを選定する際の重要な要素(ファクター)になり、これまで先行してサービス導入が進んでいた業界以外でも、予約システムの検討や導入が始まっています。

今回は、活用例のなかでも比較的新しいビジネス、サービスでの活用事例を特集します。

株式会社ナムコ様の『ゲーム機の筐体時間貸しサービス』

時代に先駆けたさまざまな「遊び」をテーマに、楽しい時間を過ごせる空間とサービスを提供するエンターテインメント企業、株式会社ナムコ様。

出典:http://www.namco.co.jp/game_center/

一部のゲームセンターに限定されますが、「タイムレンタルサービス」という『ゲーム機の筐体時間貸しサービス』でインターネット予約サービスを開始されました。

特定のゲームタイトルを筐体ごと時間単位で貸切利用できるサービスですので、ゲームをやり込みたいユーザーにはかなりお得で魅力的なサービスとなっています。

出典:https://www4.revn.jp/namco_sugamo/

導入によって、課題であった予約電話の取り逃しによる機会損失はなくなり、業務フローの簡略化によってスタッフの負担も軽減。

利用者の方へのサービス利便性も向上させることができ、大きな導入効果を実感していただいています。

北海道ドローン協会様の『ドローン練習場の予約』

特定非営利活動法人Digital北海道研究会様の下部組織「北海道ドローン協会」様では、北海道内におけるドローンの安全利活用を推進する活動をおこなっています。

出典:http://do-rone.jp/

<北海道ドローン協会様の設立趣旨>
近年、ドローンは空撮や農薬散布などの産業利用が増加し、新たなビジネスとして期待されています。

その一方でドローンの事故や事件も多発したことから、2015年12月に航空法の改正等が行われ、法の遵守や安全性の担保が求められています。

北海道においては、2016年に発生した台風災害を機会に多くの企業や自治体がドローンを導入し、災害時における有用性が評価されることとなりました。

特定非営利活動法人Digital北海道研究会では、ドローンの利活用の研究と安全の啓発を2014年頃より行ってきました。

今後北海道内におけるドローンの利用はますます増加することが予測されることから、当研究会がこれまで行ってきたドローンに対する活動をより広げる必要があります。

そこで、このたび当研究会の下部組織として「北海道ドローン協会」を設立し、さらなる北海道内における、ドローンの安全利活用を推進していくものとします。

引用:http://do-rone.jp/about/

北海道ドローン協会会員の方々のための練習場として、「北海道ドローン協会 当別練習場」がオープンし、Web予約サイトと併せて利用提供を開始しています。

写真提供:北海道ドローン協会様

利用には、協会趣旨に賛同したうえで入会、現地説明会への参加とパイロット登録が必要になります。

また、協会では北海道内におけるドローンの安全利活用推進の一環として、これからPhantom/Inspireを始める初心者向けの講習会として座学とワークショップ、フライト講習も合わせて『ドローン基礎講習会』を開催していますので、ドローンをビジネスに活用したいなど、興味を持たれた方はぜひ参考にしていただければと思います。

まとめ

新しい技術やサービスをビジネスに活用し、新たなユーザー体験、ユーザーエクスペリエンスを提供するチャンスが増えています。

予約システムで『予約』機会を提供することで、そのチャンスをより確実なものにされてはいかがでしょうか?